小学生から俳優になるには
どうすれば良いか

俳優を目指したいと思っている小学生の方にとって、大切なのは「やってみたい!」という気持ちを大事にすることです。まだ経験がなくても、声の出し方を練習したり、テレビや映画の中で俳優がどんなふうに演じているかをよく観察するだけでも立派な学びになります。
ここでは、小学生のうちから俳優になるためにできることや、気をつけておきたいことをわかりやすく紹介します。
小学生から俳優になるにはどうすれば良いか

俳優になるには
どんな方法がある?

俳優になるための道筋はいくつかあります。代表的なものをご紹介しますが、どの方法を選ぶにしても自分ひとりで判断せず、必ず保護者の方とよく相談して決めるようにしましょう。

所属事務所に入る

芸能事務所は、俳優の仕事を紹介したり、演技のレッスンを提供したりする場所です。小学生の場合、子役を専門に扱う事務所や、学業との両立をサポートしてくれる体制のある事務所もあります。オーディションに合格する、あるいはスカウトされることで所属が可能です。保護者の方とよく相談し、方針が合う事務所かを見極めることが大切です。

養成所で学ぶ

養成所は、演技の練習をする学校のような施設です。子供向けのクラスでは、遊びやゲームを取り入れながら、表現することの楽しさを教えてくれるところもあります。感受性が豊かな小学生の時期に、発声や体の使い方といった基礎を身につけることは、将来のための良い経験となるでしょう。

オーディションに挑戦する

オーディションは、映画やドラマ、CMなどの役を得るための選考会です。小学生を対象とした子役募集のオーディションも多く開催されており、作品によっては重要な役を小学生が演じることもあります。演技経験が問われないオーディションでは、子供らしい元気さや個性、将来性などが評価されることも少なくありません。

スカウトされる

街中やイベント会場などで、「俳優になりませんか?」と芸能事務所の人から声をかけられることがあります。小学生の皆さんが持つ、飾らない自然な魅力やユニークな個性が、偶然スカウトの目に留まる可能性もゼロではありません。ただし、スカウトは非常に稀なケースです。もし声をかけられた場合は、その場で安易に個人情報を教えたりせず、必ず保護者の方に相談してください。名刺をもらい、事務所の信頼性を確認するなど、慎重な対応を心がけましょう。

小学生でも参加できる
俳優オーディションはある?

テレビドラマや映画、CM、舞台などで活躍する子役を募集するオーディションは、年間を通じて様々な主催者によって開催されています。また、芸能事務所が将来性のある新人を発掘するために行うオーディションでも、小学生を対象に含んでいることが少なくありません。
このようなオーディション情報は、インターネットのオーディション情報サイト、芸能事務所の公式ウェブサイト、または業界関連の雑誌などで見つけることができます。応募する際には、募集要項の年齢制限や応募資格をよく確認し、個性や年齢に合ったものを選びましょう。そして何よりも、オーディションへの参加はお子様の意志を尊重し、保護者の方が十分に内容を理解した上で、サポートしてあげることが重要となります。

演技力はどうやって身につける?

俳優にとって不可欠な演技力は、一朝一夕に身につくものではありません。様々な方法で基礎を学び、経験を積み重ねることが大切です。

養成所やレッスンに通う

専門の俳優養成所や演技レッスンでは、経験豊富な講師から、発声、滑舌(かつぜつ)、体の使い方といった演技の基礎を体系的に学ぶことができます。また、年齢やレベルに合わせたクラスで、仲間と刺激し合いながら表現力を磨くこともできるでしょう。

演劇部で実践経験を積む

小学校に演劇部がある場合や、地域に子供向けの劇団があれば、そこで実際に役を演じる経験を積むことができます。仲間と協力して一つの舞台を創り上げる過程は、演技力だけでなく、コミュニケーション能力や表現する楽しさを学ぶ貴重な機会となるでしょう。人前で演じることに慣れる良い訓練にもなります。

自主練やワークショップもおすすめ

日々の自主的な練習も、演技力を養う上で大切です。例えば、鏡の前で様々な表情を作る練習をしたり、好きな物語の登場人物になりきってセリフを読んでみたりするのも良いでしょう。また、俳優や演出家が不定期で開催するワークショップに参加すれば、短期間で集中的に特定の技術を学んだり、プロの指導を直接受けたりする良い刺激になります。

【保護者の方へ】
小学校生活と俳優活動の両立はできる?

お子様が俳優としての活動に興味を持った際、保護者の方としては「小学校生活との両立は可能なのだろうか」とご心配されることでしょう。まず最も大切なのは、学業をおろそかにしないことです。俳優活動のために学校を頻繁に休んだり、宿題や授業についていけなくなったりすることがないよう学習時間の確保と計画的なスケジュール管理が不可欠です。

また、俳優活動には、オーディションやレッスン、撮影などで時間的な制約が生じることがあります。そのため、学校の先生や所属する事務所・劇団の関係者とよく連携を取り、お子様への負担が過度にならないよう配慮することが求められます。
ご家族のサポートも非常に重要です。送迎やスケジュール調整はもちろんのこと、お子様の精神的なケアや体調管理にも気を配り、夢に向かって頑張るお子様を温かく見守り、励ます環境を整えてあげてください。
両立は決して簡単なことではありませんが、目標に向かって努力する経験は、お子様にとって大きな成長の糧となるでしょう。

【保護者の方へ】
注意すべきポイントは?

お子様が俳優を目指して活動を始めるにあたり、安心して夢を追いかけられるように、保護者の方が特に注意すべき点がいくつかあります。

まず、オーディションや事務所への所属に際して、契約内容を十分に確認することが非常に重要です。お子様は未成年ですので、契約は必ず保護者の方が行い、契約期間、報酬、レッスン料などの費用負担、禁止事項や権利関係など細部にわたって理解し、不明な点は納得いくまで質問しましょう。安易に契約書にサインすることは避けてください。

次に、残念ながら「高額な登録料やレッスン料を請求する」「誰でも簡単に有名になれる」といった甘い言葉で勧誘し、不当な金銭を要求する悪質な業者やオーディションも存在します。少しでも不審に感じた場合は、すぐに契約せず、消費生活センターや信頼できる第三者に相談することをおすすめします。応募する前に、事務所やオーディションの評判をインターネットなどで十分に調べてみましょう。

また、お子様の心身の健康と学業への配慮も不可欠です。過密なスケジュールや無理な要求がないか、お子様の様子をよく観察し、十分な休息と学習時間を確保できるようサポートしてください。悩みや不安を抱え込ませないよう、日頃からコミュニケーションを密に取ることも大切です。

これらの点に留意し、お子様が安全な環境で楽しく俳優への道を進めるよう、しっかりと見守り、支えてあげてください。

オーディション応募概要

募集部門 タレント/モデル/女優/俳優/お笑い芸人/声優/歌手/アイドル/ダンサー
主なAVILLA所属タレント 重盛さと美・山川恵里佳・宇恵さやか・ミラクルひかる・クリス松村 他、多数所属
応募資格 6~35歳までの男女ならどなたでもご応募可能です。(特定のプロダクションとご契約されていない方に限ります。)
応募方法 「オーディション応募フォーム」ボタンより必要事項をご入力の上、応募して下さい。
注意事項 オーディション日は応募申し込み順となりますので、後日、日程を応募者へお知らせ致します。 レッスンは有料となります。(特待制度有り)
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